技術職から管理職へ|新任管理職研修

新任技術系管理職研修は、技術者として自分で答えを出す働き方から、考える役割を部下へ渡し、部下と周囲の力を成果へつなぐ働き方へ移行するための研修です。
技術者は、早く確かな答えを出し、自分で問題を解くことで評価されてきました。しかし管理職になると、その強みが、部下より先に答えを示し、仕事と判断を抱え込む形で表れることがあります。本研修では、専門性を活かしながら、自分の答えを唯一の答えとせず、部下と周囲の力をつないでチームを成果へ導く働き方を学びます。
研修概要
受講対象者
・新任の技術系管理職
技術者は、早く答えを出すことで評価されてきた
技術者は、早く確かな答えを出し、自分で問題を解くことで評価されてきました。しかし管理職になると、その強みが、部下より先に答えを示し、仕事と判断を抱え込む形で表れることがあります。本研修では、専門性を活かしながら、自分の答えを唯一の答えとせず、部下と周囲の力をつないでチームを成果へ導く働き方へ転換します。
新任管理職研修としての共通部分
成果責任、任せる前の設計、任せた後の進捗管理という、新任管理職の基本を学ぶ。
技術系管理職として深く扱う部分
技術者の思考傾向を踏まえ、自分の答えを急がず、アイデアの原石に光をあて、異なる専門性につなぐ。
狙いと到達点
新任管理職の役割と業務管理の基本を踏まえ、技術者としての専門性を活かしながら、自分で答えを出す働き方から、部下と周囲の力で成果を出す働き方へ転換します。
- 理解する 成果責任/技術者の三つの傾向/答えを急ぐ負のループ
- 使えるようになる 考える役割を渡す任せ方/原石に光をあてる対話/兆候を捉えた挽回計画
- 持ち帰る 各UNIT の気づき/任せ直す仕事/職場で実行する/行動と振り返る日
※研修構成としては、【講義・解説】が約5割、【演習・対話】が約5割となります。
研修カリキュラム
6つのUNIT を通じて、技術者として自分で答えを出す働き方から、考える役割を部下へ渡し、部下と周囲の力を成果へつなぐ働き方へ移行します。
| テーマ | 内容 |
|---|---|
| 1. 技術者から管理職へ ― 自分の成果からチームの成果へ学ぶこと (形式:講義・対話) | ►学ぶこと 一般社員と管理職の責任の違い。山登りの比喩から、自分の成果ではなく、チームの成果に責任を持つ役割を捉える。 ►演習・対話 事前課題を基に、管理職としての困りごとを4人で共有する。山登りの比喩から、役割や周囲との関係の変化を考える。 ►持ち帰るもの 管理職としての成果責任/現在の困りごとを見る視点 |
| 2. 技術者としての強みが、管理職になると起こす壁 (形式:講義・ケース) | ►学ぶこと 納得すると動ける/考えることが好き/正解を一つと捉えやすい、という傾向と、答えを急ぐ負のループ。 ►演習・対話 自分が部下より先に答えを示した場面を振り返り、仕事・部下・自分に起きた影響を考える。 ►持ち帰るもの 答えを急ぎやすい場面/次に一度待つ場面 |
| 3. 技術テーマを任せ、考える役割を渡す (形式:講義・設計演習) | ►学ぶこと 目的・期待成果、考える役割、判断範囲、確認点、相談・支援を設計し、相手に届く言葉で伝える。 ►演習・対話 自分が抱えている実際の仕事を一つ選び、5点で任せ方を設計し、グループで見直す。 ►持ち帰るもの 職場で使える任せ方設計/任せ直す一つの仕事 |
| 4.アイデアの原石に光をあて、異なる専門性につなぐ (形式:講義・ロールプレイ) | ►学ぶこと 未完成な考えを切り捨てず、根拠や不確かな点を聴き、必要な専門性へつないで次の行動を決める。 ►演習・対話 役割カードを使い、管理職役・部下役を交代する。技術的正解を競わず、原石を拾い、異なる専門性へつなぐ対話を練習する。 ►持ち帰るもの 原石に光をあてる問い/異なる専門性へつなぐ次の行動 |
| 5.兆候と進捗のずれを捉え、計画を立て直す (形式:講義・ケース討議) | ►学ぶこと 遅れが確定する前の兆候を捉え、計画した状態と実際の状態を比較する。後工程への影響を見ながら、役割・順序・方法・支援を見直す。 ►演習・対話 遅延ケースで兆候と進捗のずれを整理し、人・役割・順序・方法を組み替えた挽回計画を作る。山登りの比喩に戻り判断を整理する。 ►持ち帰るもの 進捗のずれを捉える視点/挽回計画と次の確認点 |
| 6. 部下と周囲の力を成果につなぐ一歩 (形式:個人・対話) | ►学ぶこと Unit.1 の困りごとと各UNIT の気づきを振り返り、管理職として変える行動を一つに絞る。 ►演習・対話 場面、相手、自分の行動、最初に行う日、確認方法、振り返る日を具体化し、4人で確認する。 ►持ち帰るもの 実行可能な一つの行動/最初に行う日と振り返る日 |
運営とカスタマイズ
各UNIT の最後に5分の振り返りを行います。グループは4 人を基本とし、全グループの発表は行わず、講師が2~3例を拾って解説します。本資料は標準案であり、対象者の役割・経験、企業課題、実施時間に応じて、事例・演習・時間配分を調整します。労務・法務・コンプライアンスは指定教材がある場合に組み込みます。














