新入社員フォローアップ研修の内容は?実施目的・事例・カリキュラムをご紹介

新入社員研修後フォローアップ研修

新入社員研修は、新たに企業に入社してきた人材を育てるために欠かせない大切なものです。そして新入社員研修が終わり、一定期間が経過した後でおこなう研修を「フォローアップ研修」といいます。

新入社員研修では新入社員に対し、企業の理念や業務内容、社会人としての心構えなどを教え込みますが、
この時点ではインプットの段階で本格的な実践はおこなわないため、具体的な課題は見えてきません。

一方、ある程度実務経験を積んでから実施するフォローアップ研修の場合は、
「新入社員研修で学んだことが活かせているか」「成長できているか」「どんな課題・問題が生じたか」など、自分を見つめ直すこと
ができます。
また、フォローアップ研修は単に新入社員が自分を振り返ることができるだけではなく、離職率が高い場合はその改善も見込める、企業としても重要な取り組みの一つです。

 

この記事では、新入社員研修後のフォローアップ研修についてご紹介いたします。

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新入社員フォローアップ研修とは

新入社員研修 フォローアップ

新入社員の研修としては入社後に「新入社員研修」をおこないますが、
そこで学んだことをフォローするのがフォローアップ研修です。

入社後、時間が経過するとともに新入社員は仕事や職場環境に慣れることで中だるみが生じたり、その逆に、仕事のやり方やこれからに不安が出てきたりする時期でもあります。

振り返りをおこなうことで課題や改善点を確認することができ、さらに実際の業務と照らし合わせた学習をおこなえばPDCAサイクルの実践にも役立てることが可能です。

新入社員フォローアップ研修の実施時期は9月〜11月頃で、期間は1日〜2日間が多い傾向にあります。なかにはバーベキューや懇親会も含め3日〜4日間で実施する企業もあり、仲間同士が交流する機会を創出することも可能です。

新入社員フォローアップ研修の目的

新入社員研修 フォローアップ

新入社員研修後におこなうフォローアップ研修は、

新人の成長度合いを確かること
今後の成長を促すこと

が、大きな目的の一つです。

しかし、そのほかにも下記のように重要な役割を果たすものでもあります。

  • 離職率の抑制
  • 仕事・社会人としての基本を理解する
  • 新しい目標を設定し、仕事の質を高める
  • 新人一人ひとりの成長格差、マインドの差を無くす

新入社員といっても全員が同じ環境で仕事をしているわけではなく、異なる部署や支社・支店で仕事するケースも少なくありません。

このような場合、「人事担当者の目が届きにくい」「上司・先輩によって教育方法や質に差が生じる」などの問題が生じ、離職率や格差につながることがあります。

フォローアップ研修は「新人の成長度合いや課題を知る」というほかにも、人材育成のための環境が整っているかどうかの確認にもなるのです。

新入社員研修 資料ダウンロード
カリキュラムもご紹介

新入社員成功のポイント
最適な研修計画とは?

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研修開催の手順

新入社員フォローアップ研修を実施するメリット

新入社員研修 フォローアップ

ここからは、新入社員フォローアップ研修をおこなうメリットをご紹介します。

社会人としての姿勢・自分の役割を再認識できる

フォローアップ研修では、新入社員研修で学んだ内容を復習し、定着率を高めることができます。

新入社員研修で学ぶ内容は、決して少なくありません。
一度ですべてを吸収してもらうことは難しく、時間の経過によって忘れてしまうこともあります。

新入社員研修から一定期間経過した後で復習の機会をとることで、
社会人としての姿勢や、会社という組織の中での自分の役割を再認識できるでしょう。

自分の成長度合い・課題を知ることができる

フォローアップ研修によって振り返りをおこなうことで、
新入社員は自分自身の成長度合いを知り、課題や問題点を把握することができます。

「新入社員研修での学び」と「実務の中での体験」を比較することで現状を把握し、
自分に不足していると考えられるスキル・課題をより具体的にイメージすることが可能となります。

同期と学び合いの機会を設けられる

研修というと外部の講師や自社の教育担当から学ぶというイメージがあるかと思いますが、
新入社員にとって、「自分と同じ立場である同期から得る学び」は非常に価値あるものです。

「不安なのは自分だけじゃなかった」と安心したり、「同期が頑張っているから自分も負けていられない」と励まされたり。
同じ立場だからこそ同期から得る学びは受け入れやすく、また、心に響くのです。

フォローアップ研修では、同期や同僚との共有体験のカリキュラムも組み込みます。
同期のつながりはチームワーク力やコミュニケーションスキルの向上、離職率の抑制にもつながるなど、
フォローアップ研修の中でも重要な項目の一つです。

不安・悩みを解消できる

新入社員研修によって社会人としての基本的なビジネスマナー、
最低限必要な業務のための専門的な知識・技術を身につけたあとは、いよいよ現場に出て実践的な業務をおこなっていきます。

新人は学んだことを思い出し、先輩や上司を見て学びつつ、試行錯誤を繰り返して業務を進めますが、
新しいことに挑戦する中では「不安」「悩み」「プレッシャー」もつきものです。

フォローアップ研修によって仕事への向き合い方を見つめ直すことができ、不安・悩みの解消につながります。

モチベーションを高められる

同期との仲間意識を高め、不安・悩みを解消することができれば、仕事へ向かうモチベーションも高まります。

フォローアップ研修で今後の課題についても意識させるようにすると緊張感が高まり、
目的意識を持って業務に励むことができるようになるでしょう。

仕事へのモチベーションを高めることは、離職防止にもつながります。

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新入社員成功のポイント
最適な研修計画とは?

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新入社員のフォローアップ研修のカリキュラム内容

新入社員研修 フォローアップ

ここからは新入社員フォローアップ研修のカリキュラム内容の例をいくつかご紹介します。

企業によっても新人が置かれている状況は異なるため、社風・環境・課題・目標など、一社一社に合わせた研修をおこなうことでより高い効果を望むことができるでしょう。

カリキュラムに入れたい「要素」

カリキュラム例詳細
これまでの振り返りこれまでの仕事を振り返ったうえで課題・問題点を同期や講師と共有。
現状把握ができるほか、参加者で解決策を出し合うことで、
自分自身のスキルアップにも活かせる
体験発表プログラム
プレゼンテーション
これまでの経験や体験や自分の感情を振り返ってまとめ、
同期の前で発表することで、学びと成長につなげられる。
また、同期との絆も深まる
身につけるべきスキルの習得実務で必要になるスキル別の研修も取り入れることで、今後の成長につながる
ビジネスゲームゲームを通じてコミュニケーションスキル・チーム力を育むことができるほか、
他者視点を持つことの重要性にも気付ける
キャリアプランの作成1年後、3年後など、これまでの実務経験を踏まえて、
今後のキャリアプランを作成するケースも。
目的意識が養われ、モチベーションアップにつながる

カリキュラム例事例

テーマ詳細
1 .社会人の基礎振り返り・社会人として大切な基礎行動
・ビジネスマナースキル16の項目の実践確認
2.入社から半年を振り返るモチベーショングラフ【ワーク】この半年の出来事と心模様をグラフ化
・体験の棚卸しから学べる大切な考え方とは?   
3. 失敗の捉えかた、成長のカギとは・エジソンから学ぶ失敗の価値とは
・失敗の数だけ挑戦した証、成長の階段を上る実践
・人の成長とは〇を◎に、×を〇にすること   
4. 心癖に気づき、自身の心を元気にする方法【ワーク】自分が飼っている脳内犬は?
・セルフマネジメントの重要性と実践方法
・自分の心をうまく付き合っていく方法
5. コミュニケーションスキルの重要性・社会人に求められるコミュニケーション3つのスキル
・対上司、対同僚、対お客様との信頼関係を築く
・信頼関係を高めるためのラポール10戒
【ロールプレイング】リアルシミュレーション練習
6.理念実践と課題解決力・理念=判断基準であり軸、企業理念の実践とは
・仕事にはオペレーションと理念実践の2つがある
・与えられた仕事以外にチャレンジすること
【ワーク】自社における理念実践とは
7.目標策定と今期の具体的なアクションプラン作成・夢マスターリストの作成
・目的と目標の違い
・具体的な目標設定とアクションプランの策定
8.まとめ・参加者の感想発表
・明日からの実践

新入社員フォローアップ研修の事例や内容、実施効果については下記の記事でより詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

まとめ

新入社員の状況を把握する中で各部署の上司の対応の質も把握できるため、
新入社員研修・フォローアップ研修は会社全体の課題解決にもつながります。

新入社員研修やフォローアップ研修にせよその後の教育にせよ、
それぞれを切り離すのではなく一連の流れとして考え、
段階ごとの課題に合った対策を実施することで企業の未来を担う頼もしい社員に育てていくことができるでしょう。

下記のような課題を感じている場合は、新入社員フォローアップ研修の実施がおすすめです。

  • 離職率が高い
  • 離職理由がわからない
  • 新人によって成長に差がある
  • 新人によってモチベーションや帰属意識・愛社精神・理念共感などマインドに差がある
  • 新入社員の様子を人事担当がチェックしにくい環境である

新入社員が抱える課題は企業によってもそれぞれです。
100社あれば100通りの課題があるため、それに合わせたカリキュラムを組むのが理想的な研修といえます。

ガイアシステムでは、課題・目標にフィットするよう、
企業ニーズを100%反映させた「
オーダーメイド研修」をご提供しております。

新入社員を「次世代のリーダー」「役職者」として育てていくために長いスパンで人材育成を考え、
経営者様や人事担当社様と何度も話し合いを重ねたうえでカリキュラムを作成しているため、
研修の外部委託にありがちなズレが生じないのが強みです。

貴社に最適なオーダーメイドのプラン提案をさせていただければと考えておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

豊富な研修プログラムをご用意しております。
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0120-117-450
電話受付:月〜金 10:00-19:00(土日祝も研修実施)

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