新入社員研修のカリキュラムの作り方|ポイントと注意点もわかりやすく解説

新入社員研修 カリキュラム
 

新人社員研修のカリキュラムの作り方でお困りではありませんか?
本記事では、新人社員研修のカリキュラムの作り方に加え、ポイントや注意点についてもわかりやすく解説します。

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そもそも新入社員研修を行う目的とは

新入社員研修の目的は、主に4つです。

・社会人のとしての意識を身に付けるため

新入社員の意識改革は重要です。
社会人には、企業の一員としてだけでなく、個人としても責任の伴った行動が求められます。
多くの面で自由を与えられていた学生時代とは異なり、
新入社員には社会人としての意識と強い自覚を身に付けてもらわなければなりません。
近年では、コンプライアンスへの意識づけも求められます。

・会社についての理解を深めるため  

企業には理念や経営哲学があり、日々の業務や行動の源となっています。
新入社員が会社についての理解を深め、企業理念や経営哲学を共有することで、
スムーズな社会人生活への適応を促します。

・基礎知識やマナーを身に付けるため 

社会人になると、業務のなかで社内外の様々な人々と接する機会が増えます。
ビジネスシーンで良好な関係を作るには、正しいマナーを身に付けるのが必要です。
敬語の使い方、ふるまいや身だしなみなどを知り、
研修を通じて新入社員を学生からビジネスパーソンへと変わっていくでしょう。

・同期や既存社員との交流のため

新入社員研修には、同期や既存社員と交流する機会を設ける目的もあります。
社会人として新しい環境に適応するには、職場での良好な人間関係作りが不可欠だからです。
はじめに信頼関係を築くことで、業務へのスムーズな移行だけでなく、
新入社員を孤立させず離職を防ぐのにも大きな効果があります。

新入社員研修のカリキュラムで用いられる7つの方法

新入社員研修のカリキュラムでは、主に以下の7つの方法が用いられます。
それぞれについて詳しくみていきましょう。

①座学
②グループワーク
③ロールプレイング
④ケーススタディ
⑤OJT
⑥合宿研修
⑦eラーニング

①座学

座学とは、ビジネスの基礎知識を学ぶインプット型の学習のことです。
大学の講義のように対面形式で行われるセミナーや講演会などが座学の研修に当てはまります。

■座学のメリット
・基礎知識の学習に向いている
・同時に多人数に研修が行える

■座学のデメリット
・実践的スキルは身に付かない
・一方的な講義形式なので新入社員は受動的になりやすい
・長時間だと新入社員の集中力が続かない

②グループワーク

グループワークでは、新入社員を複数のグループに分けて研修を行います。
チームで課題解決に取り組むことによる、新入社員間のコミュニケーションの促進を目的として行われます。

■グループワークのメリット
・実際の業務の雰囲気を体験できる
・同期間のコミュニケーションの機会にもなる
・参加型のため新入社員に主体的かつ能動的な行動を促せる

■グループワークのデメリット
・役割分担やテーマが曖昧だとイメージ通りになりにくい
・同期間の交流だけで学びが得られない可能性もある
・新入社員の自主性に任せると破綻しかねない

③ロールプレイング

ロールプレイングは、設定された場面において割り当てられた役割を疑似体験する、実践的な体験型研修です。
省略して「ロープレ」と表現されることも多いです。

■ロールプレイングのメリット
・具体的に業務を学び理解できる
・実際の業務にスキルを活かしやすい
・グループワークとの組み合わせで、コミュニケーション能力向上も期待できる

■ロールプレイングのデメリット
・フィードバックがないと体験しただけでスキルが定着しない
・目的や意図が理解不足だと学習効果が低い
・新入社員が受動的になりやすい

④ケーススタディ

ケーススタディとは、具体的な事例を用いて行う演習的インプット型研修です。

■ケーススタディのメリット
・実例や頻出パターンなのでイメージしやすい
・ケースごとの正しい対応が身に付く
・事例を分析するので知識が定着しやすい

■ケーススタディのデメリット
・一方向的な講義型のみだと新入社員が受け身になる
・アウトプット型の研修と組み合わせないと業務につなげにくい
・課題解決力、論理的思考力、分析能力の向上を促すように内容に工夫が必要

⑤OJT

OJTとはOn the Job Trainingの頭文字をとった研修方法です。
実務のなかで研修を行うため、実践的なスキルの獲得が期待できます。

■OJTのメリット
・実務のなかで学ぶので、より実践的なスキルが身に付く
・緊張感を伴った研修が行える
・既存社員との交流の場にもなる
・配属先や新入社員ごとに研修内容をカスタマイズできる
・新入社員研修を内製化できるのでコストの節約になる
・教えることで既存社員の学びの機会にもなる

■OJTのデメリット
・業務の負担が増える
・OJTの目的が曖昧だと期待した効果が得にくい
・既存社員の教える能力でスキルの定着度にバラつきが出る

⑥合宿研修

一定期間同じ場所に新入社員を集めて行う研修です。短期間で集中した新入社員研修を行えることが特徴です。

■合宿研修のメリット
・研修だけに集中できるため効果的
・同期間の人間関係を育む機会にもなる
・合宿研修だけで新入社員研修が完結する

■合宿研修のデメリット
・宿泊費などコスト面の負担が大きい
・拘束時間の長さから、新入社員の意欲が低下する可能性がある
・自社の研修施設がない場合はスケジュール調整が困難

⑦eラーニング

eラーニングとはインターネットを用いたオンライン研修です。
インプット型とアウトプット型研修の両方に対応しており、動画だけではなくリアルタイムの新人研修も可能です。

■eラーニングのメリット
・場所や時間の制約を受けずに新人研修が行える
・研修のクオリティを均一化できる
・内製化すれば大幅なコストカットも可能
・新入社員のライフスタイルにも合わせられる
・リモートワークなど新しい働きかたとも親和性が高い

■eラーニングのデメリット
・実践的なスキルを身に付けられない
・同期や既存社員との対面型コミュニケーションがとれない
・学生から社会人へのマインド転換に不安が残る
・職場の雰囲気に慣れる機会が失われる
・新人研修の進捗や定着レベルを管理しにくい

新入社員研修のカリキュラムの作り方

続いては、具体的な新人社員研修カリキュラムの作り方についてご紹介しましょう。

1:研修の中・長期的な目標を設定する

研修を成功させるには、中・長期的な目標が不可欠です。
実際の業務でどのように働いてほしいかを、具体的にイメージしましょう。

・報連相、タスクや時間管理ができるようにする
・同期や既存社員との人間関係を構築して離職を防ぐ
・半年後に○○万円の成果を出す営業マンに育成する
・業務の内容を確実に把握させる
・求められるリーダーシップを学ばせる

上記に挙げたのは、研修目標の具体例の一部です。
いずれも抽象的な目標ではなく、業務を意識した内容になっています。
新人社員を即戦力できるかは、目標設定によって決まります。

2:設定した目標をもとに研修内容を決める

研修の目標がゴールなら、内容はプロセスです。
目標から逆算し、そこへ導く内容にするのが重要です。
新人社員に伝えたい情報、習得してほしいスキルを考えると、スムーズに内容が決められるでしょう。

目標報連相、タスクや時間管理ができるようにする
内容・報連相について ・タスク管理の方法 ・時間管理の徹底
目標同期や既存社員との人間関係を構築して離職を防ぐ
内容・既存社員との交流や食事会 ・同期でのグループワーク ・集合研修
目標業務の内容を確実に把握させる
内容・自社の経営哲学や理念について ・現在の事業や目標 ・具体的な業務内容

上記は一例ですが、目標と照らし合わせて必要な要素やサブカテゴリーのように書き出していくと、
明確なイメージになっていきます。

3:実際にカリキュラムを組んでみる

目標と内容を決めたら、実際にカリキュラムを組んでみましょう。
先に紹介した7つの研修方法から、必要なものを組み合わせてカリキュラムを作成します。

目標によって異なりますが、座学やケーススタディのようなインプット型と、
ロールプレイングやOJTのようなアウトプット型の研修方法を組み合わせるのがおすすめです。
インプットした情報や知識を実際に使うことで、スキルの定着が期待できます。

新入社員研修カリキュラム作りの3つのポイント

最後に、カリキュラム作りの3つのポイントを紹介します。

ポイント①:研修後のフォローまで含めて計画を立てる

研修で成果を出すには、研修後のフォローが不可欠です。
とくに座学やケーススタディは一方向的な研修のため、一過性になりやすいデメリットがあります。

そのため、カリキュラムにはあらかじめフォローを含めた計画が必要です。
より効果的なのは、段階的なフォローアップです。内製化したカリキュラムと外部委託を組み合わせると、シナジー効果も期待できるでしょう。

ポイント②:質問しやすい環境を作る

双方向の学びの環境は、研修においても大きな効果があります。
新人社員が質問しやすい雰囲気を作り、研修で疑問を残さないようにしましょう。

ポイント③:労働時間をしっかり管理する

新人社員研修の期間は1~3ヶ月が一般的ですが、合宿研修なら短期集中で行えます。
ここで注意しなければならないのは、研修時間と労働時間の関係です。

労働基準法では、任意参加の場合を除き、会社の指示による新人社員研修は労働時間に該当します。

まとめ

新人社員研修のカリキュラムの作り方について紹介しました。
新人社員研修の目的は、学生を社会人にするためのトレーニングです。

具体的な目標を設定し、内容を決めることで成果の出るカリキュラム作りができます。
スキルの定着には、インプット型とアウトプット型の研修方法を組み合わせるのが有効です。

少子高齢化社会の現在では、優秀な人材の獲得と離職を防ぐのが難しい時代になっています。
しかし、それ以上に重要な課題は新人社員の育成です。

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