ここがポイント!新入社員研修 プログラムの作り方

新入社員研修 カリキュラム
 

新人社員研修のプログラムの作り方でお困りではありませんか?
本記事では、新人社員研修のプログラムの作り方に加え、ポイントや注意点についてもわかりやすく解説します。

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新入社員研修の目的とは

「新入社員研修」は、企業に新しく入社してきた社員を対象に、その企業で働く上で必要な心構えや知識、スキルなどを指
導・育成する研修です。実施時期は入社後が大半ですが、内定時期の内定者フォローの一環として10月~3月頃にかけ、スタートする企業もあります。

新卒採用の新入社員の多くは社会人経験がありません。マインド面、スキル面と、幅広いカリキュラムで網羅的に学ぶこと、そして定期的なフォローアップが重要です。

マインドチェンジ|社会人への意識変革

新入社員の意識改革・マインドチェンジは何より重要です。社会人には、企業の一員としてだけでなく、個人としても責任の伴った行動が求められます。
多くの面で自由を与えられていた学生時代とは異なり、
新入社員には社会人としての意識と強い自覚を身に付けてもらわなければなりません。

近年では、SNSの使用方法などをはじめとする、コンプライアンスへの意識づけも求められます。

会社への理解を深めるため|理念・社是・商品・独自ルールなど  

新入社員が企業理念や事業内容、会社のこれまでの歩み、商品やサービスの概要、独自の社内ルールなど、会社についての理解を深める時間をとりましょう。

企業には理念や経営哲学があります。企業理念や経営哲学を学ぶことで「企業が求める人材像、目指す社員像」が明確となることで、日々の業務や行動指針・判断基準を学ぶことにもつながります。スムーズな社会人生活への適応を促し、若手の成長にとって重要な機会になりますので、特に新入社員研修ではプログラムに入れることをお勧めしています。

基本的なビジネスマナーの習得 

社会人になると、業務のなかで社内外の様々な人々と接する機会が増えます。
ビジネスシーンで良好な関係を作るには、正しいマナーを身に付けるのが必要です。
敬語の使い方、ふるまいや身だしなみなどを知り、研修を通じて新入社員を学生からビジネスパーソンへと変わっていくでしょう。

電話応対、名刺交換、基本PCスキル、コミュニケーション、プレゼンテーションスキル、報連相(報告・連絡・相談)、SNS活用、経済や経営の知識、メンタルヘルス、コンプライアンスなど

同期や既存社員との交流のため

新入社員研修には、同期や既存社員と交流する機会を設ける目的もあります。
社会人として新しい環境に適応するには、職場での良好な人間関係作りが不可欠だからです。
はじめに信頼関係を築くことで、業務へのスムーズな移行だけでなく、
新入社員を孤立させず離職を防ぐのにも大きな効果があります。

仕事で必要な専門性の習得|OJT研修に移行し実施することも多い

具体的な専門部署での専門スキルにつては、配属後にOJT研修として研修教育の期間が持たれることが一般的です。

例えば、
・営業部門の場合、アポイントの取り方、商談の進め方、営業案件の管理方法など
・経理や財務の部門の場合、財務ソフトの利用方法、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方など

その部署にあった専門的な知識とスキルを学びます。

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新入社員研修のプログラムの作り方

早速、新人社員研修プログラムの作り方についてご紹介しましょう。

プログラムの作成方法が知りたい方、既存のプログラムのご相談など、
コンサルタントが無料相談を対応しております。

オンライン相談会

企業の研修教育・採用戦略などにお困りの企業様を対象に、
オンライン個別相談を実施
しています。
人材教育など、人事に関わる内容であればなんでも相談をお受けいたします。お気軽にご相談ください。

STEP
現在の課題の洗い出し
STEP
研修のゴール(⽬的)を決める

・経営陣や現場社員へのヒアリング

STEP
研修⽅法や予算を決める

・新⼊社員研修の実施期間を決める
・⾃社で実施するか?外部委託するか?

STEP
研修計画を作成

・研修の⽅法を設定
(オンライン、集合型、セミナー形式、合宿型、・OJT、OFF-JTなど)
・研修のプログラム・レジュメ作成
・研修の通知・案内

STEP
研修を実施する
STEP
研修後のテストを⾏う
STEP
フォローアップの⽅法を決定

研修計画を作成 研修のゴール(⽬的)を決める

研修を成功させるには、研修の目的設定が重要です。なお「中・長期的」な目標を設定するとよりよいでしょう。
研修目的は、新人の成長ビジョン・育成プランや、スキルアップなど、具体的に設定していきます。

  • 基本ビジネススキルの習得・マインドチェンジを行う
  • 報連相、タスクや時間管理ができるようにする
  • 同期や既存社員との人間関係を構築して離職を防ぐ
  • 半年後に○○万円の成果を出す営業マンに育成する
  • 業務の内容を確実に把握させる
  • 求められるリーダーシップを学ばせる

上記に挙げたのは、研修目標の具体例の一部です。
いずれも抽象的な目標ではなく、業務を意識した内容になっています。
新人社員を即戦力できるかは、目標設定によって決まります。

研修計画を作成|目的に沿う研修内容へ

研修の目標がゴールなら、内容はプロセスです。
目標から逆算し、そこへ導く内容にするのが重要です。
新人社員に伝えたい情報、習得してほしいスキルを考えると、スムーズに内容が決められるでしょう。

報連相、タスクや時間管理ができるようにする

・報連相について
・タスク管理の方法
・時間管理の徹底

同期や既存社員との人間関係を構築して離職を防ぐ

・既存社員との交流や食事会
・同期でのグループワーク
・集合研修、合宿研修、シェアリング

業務の内容を確実に把握させる

・自社の経営哲学や理念について
・現在の事業や目標の共有
・具体的な業務内容

上記は一例ですが、目標と照らし合わせて必要な要素やサブカテゴリーのように書き出していくと、
明確なイメージになっていきます。

実際にプログラムを組む

目標と内容を決めたら、実際にプログラムを組んでみましょう。
以下、7つの研修方法をご紹介しますので、その中から必要なものを組み合わせてプログラムを作成します。

目標によって異なりますが、座学やケーススタディのようなインプット型と、
ロールプレイングやOJTのようなアウトプット型の研修方法を組み合わせるのがおすすめです。
インプットした情報や知識を実際に使うことで、スキルの定着が期待できます。

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新入社員研修プログラム作りの3つのポイント

研修後のフォローまで含めて計画を立てる

研修で成果を出すには、研修後のフォローが不可欠です。
とくに座学やケーススタディは一方向的な研修のため、一過性になりやすいデメリットがあります。

そのため、プログラムにはあらかじめフォローを含めた計画が必要です。
より効果的なのは、段階的なフォローアップです。内製化したプログラムと外部委託を組み合わせると、シナジー効果も期待できるでしょう。

質問しやすい環境を作る

双方向の学びの環境は、研修においても大きな効果があります。
新人社員が質問しやすい雰囲気を作り、研修で疑問を残さないようにしましょう。

労働時間をしっかり管理する

新人社員研修の期間は1~3ヶ月が一般的ですが、合宿研修なら短期集中で行えます。
ここで注意しなければならないのは、研修時間と労働時間の関係です。

労働基準法では、任意参加の場合を除き、会社の指示による新人社員研修は労働時間に該当します。

 

ご要望・ニーズに合わせた研修提案をしております。
情報収集も歓迎です。お気軽にお問合せくださいませ。

新入社員研修のプログラム 7つの方法

新入社員研修のプログラムでは、主に以下の7つの方法が用いられます。
それぞれについて詳しくみていきましょう。

  1. 座学
  2. グループワーク
  3. ロールプレイング
  4. ケーススタディ
  5. OJT
  6. 合宿研修
  7. オンライン研修・eラーニング

座学

座学とは、ビジネスの基礎知識を学ぶインプット型の学習のことです。
大学の講義のように対面形式で行われるセミナーや講演会などが座学の研修に当てはまります。

座学のメリット座学のデメリット
・基礎知識の学習に向いている
・同時に多人数に研修が行える
・実践的スキルは身に付かない
・一方的な講義形式なので新入社員は受動的になりやすい
・長時間だと新入社員の集中力が続かない

グループワーク

グループワークでは、新入社員を複数のグループに分けて研修を行います。
チームで課題解決に取り組むことによる、新入社員間のコミュニケーションの促進を目的として行われます。

グループワークのメリットグループワークのデメリット
・実際の業務の雰囲気を体験できる
・同期間のコミュニケーションの機会にもなる
・参加型のため新入社員に主体的かつ能動的な行動を促せる
・役割分担やテーマが曖昧だとイメージ通りになりにくい
・同期間の交流だけで学びが得られない可能性もある
・新入社員の自主性に任せると破綻しかねない

ロールプレイング

ロールプレイングは、設定された場面において割り当てられた役割を疑似体験する、実践的な体験型研修です。
省略して「ロープレ」と表現されることも多いです。

ロールプレイング のメリット ロールプレイング のデメリット
・具体的に業務を学び理解できる
・実際の業務にスキルを活かしやすい
・グループワークとの組み合わせで、コミュニケーション能力向上も期待できる
・フィードバックがないと体験しただけでスキルが定着しない
・目的や意図が理解不足だと学習効果が低い
・新入社員が受動的になりやすい

ケーススタディ

ケーススタディとは、具体的な事例を用いて行う演習的インプット型研修です。

ケーススタディのメリット ケーススタディのデメリット
・実例や頻出パターンなのでイメージしやすい
・ケースごとの正しい対応が身に付く
・事例を分析するので知識が定着しやすい
・一方向的な講義型のみだと新入社員が受け身になる
・アウトプット型の研修と組み合わせないと業務につなげにくい
・課題解決力、論理的思考力、分析能力の向上を促すように内容に工夫が必要

OJT

OJTとはOn the Job Trainingの頭文字をとった研修方法です。
実務のなかで研修を行うため、実践的なスキルの獲得が期待できます。

OJT のメリット OJT のデメリット
・実務のなかで学ぶので、より実践的なスキルが身に付く
・緊張感を伴った研修が行える
・既存社員との交流の場にもなる
・配属先や新入社員ごとに研修内容をカスタマイズできる
・新入社員研修を内製化できるのでコストの節約になる
・教えることで既存社員の学びの機会にもなる
・業務の負担が増える
・OJTの目的が曖昧だと期待した効果が得にくい
・既存社員の教える能力でスキルの定着度にバラつきが出る

合宿研修

一定期間同じ場所に新入社員を集めて行う研修です。短期間で集中した新入社員研修を行えることが特徴です。

合宿研修のメリット 合宿研修のデメリット
・研修だけに集中できるため効果的
・同期間の人間関係を育む機会にもなる
・合宿研修だけで新入社員研修が完結する
・宿泊費などコスト面の負担が大きい
・拘束時間の長さから、新入社員の意欲が低下する可能性がある
・自社の研修施設がない場合はスケジュール調整が困難

オンライン研修

オンライン研修とはインターネットを用いた研修法で、昨今一般的になりつつある研修スタイルです。
インプット型とアウトプット型研修の両方に対応しており、動画だけではなくリアルタイムの新人研修も可能です。
感染症などの対策を含め、集合型とオンライン型のハイブリット形式など、万が一の際に備え、取り組まれることをお勧めしています。

オンライン研修のメリット オンライン研修のデメリット
・場所や時間の制約を受けずに新人研修が行える
・研修のクオリティを均一化できる
・内製化すれば大幅なコストカットも可能
・新入社員のライフスタイルにも合わせられる
・リモートワークなど新しい働きかたとも親和性が高い
・実践的なスキルを身に付けられない
・同期や既存社員との対面型コミュニケーションがとれない
・学生から社会人へのマインド転換に不安が残る
・職場の雰囲気に慣れる機会が失われる
・新人研修の進捗や定着レベルを管理しにくい

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まとめ

新人社員研修のプログラムの作り方について紹介しました。
新人社員研修の目的は、学生を社会人にするためのトレーニングです。

具体的な目標を設定し、内容を決めることで成果の出るプログラム作りができます。
スキルの定着には、インプット型とアウトプット型の研修方法を組み合わせるのが有効です。

少子高齢化社会の現在では、優秀な人材の獲得と離職を防ぐのが難しい時代になっています。
しかし、それ以上に重要な課題は新人社員の育成です。

新人社員研修プログラムを外部委託すると、自社の事業とのマッチングに不安が残ります。
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