パワハラ防止研修|パワハラ防止法対応 

部下との信頼関係を築き、風通しの良い職場を目指す!

同じ職場での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、相手または職場に対して精神的、身体的な苦痛を与えることをハラスメントと言います。

パワハラ防止研修では、パワハラ行為を明確にし、やってはいけないパワハラのボーダーラインを知識として身に付け・学びます。そして、部下と信頼関係を築き、風通しの良い職場を目指します。

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パワハラ研修とは?

ハラスメントの怖いところは、自分が意識をしていなくても、相手の感情次第で自分が加害者になってしまうこと。

  • パワハラってどんな行為を指すのか?
  • パワハラと指導の違いがわからない
  • パワハラに該当しない、正しい叱り方がわからない
  • 上司として部下に指導するのが怖い
  • パワハラをしたくないので部下に関わりたくない

上記のような、お困りごとはありませんか?

研修では、パワハラ行為を明確にし、やってはいけないパワハラのボーダーラインを知識として身に付け・学びます。そして、部下と信頼関係を築き、風通しの良い職場を目指します。

パワハラ研修 カリキュラム

 

研修課題・ニーズに最適化するため、カリキュラムはオーダーメイドで構築しています。下記、一例としてご確認ください。

下記、カリキュラムはパワハラの基礎知識に加え、部下との信頼関係を構築するコミュニケーションを習得し、風通しの良い職場づくりを目指すプログラムです。

テーマ詳細
1.オープニング・ワークショップ:パワハラ危険度チェック
2.職場のパワーハラスメントの現状とは?・従業員の3人に1人が過去3年間にパワハラを経験
・職場での「いじめ・嫌がらせ」に関する相談はこの10年で3倍以上増加
・パワハラが与える企業への影響とは?
 〜パワハラの裁判例の紹介〜
・企業の予防、解決のための取り組み事例
3.パワーハラスメントとは?・パワハラの定義と6つのパワハラタイプについて
・ワークショップ:パワハラと指導の違い
4.パワハラが起こりやすい3つのポイント・①強者としての認識不足
  ワークショップ:職場の人間関係
・②当然意識と被害者意識
・③“態度が一番物を言う”非言語表現の認識不足
5.パワハラへの対処法を学ぶ・ワークショップ:ケーススタディ
「こんなとき、あなたならどうする?」
・パワハラ対処の基本フロー
6.まとめ・総括・ワークショップ:明日からの実践を整理する

研修資料:「パワハラが起こりやすいポイント」「パワハラを防ぐ4ポイント」

パワハラの6類型
ハラスメントテーマ

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パワハラ研修の目的

パワハラ防止研修は、企業で働く全ての人がパワハラに対して正しい認識をもち、職場でパワハラが起こらない環境を作ることです。中には「この程度のことは昔からあった」「こんなことでダメージを受けてしまうのか」と思われるかもしれませんが、パワハラをきっかけとした悲しい事件は現在でも絶えません。ハラスメント研修は、働く全ての人が受講すること・共通認識の土壌を築くことが重要です。

適切な指導を行うために

パワハラ防止研修を行う目的には、正しいハラスメントの知識を身に着け上司から部下への指導を適切に行えるようにすること
「この言い方(やり方)はパワハラになるかもしれない」と思ってしまうと、何気ない指導やアドバイスも萎縮してできなくなってしまうものです。

そのため、パワハラに対する不安感を払拭する「社員教育(ハラスメント教育)を実施することは、会社としての成長や業績アップ」をするためにも必要であると考えられます。

パワハラ研修の意義

2020年6月、労働施策総合推進法という法律が改正され、事業主がパワハラ対策を講じることが義務化されました。そのため、パワハラ防止研修のニーズは高まる一方です。

上司や先輩に限らず、新入社員もパワハラの加害者になる可能性があることから、誰もが知っておくべきこととしてパワハラ防止のための知識を身につけておく必要があります。

パワハラによるマイナスの影響は大きい

社内でパワハラが問題となり、自社の企業イメージ低下や優秀な人材の採用が難しくなる(退職してしまう)、新規採用がうまくいかなくなるなど、1つのパワハラが自社を大きく変えてしまうことになるという認識は、常に全員が持っておく必要があるでしょう。パワハラ研修は、社内で働く人のためだけではなく自社に関わる全てのことに繋がっているのです。

パワハラ研修の効果

  1. パワハラに対する自身の危険度をチェックし、普段の自身の行動をふりかえることで、
    パワハラがいかに身近な問題であるか認識する
  2. ハラスメント防止の基礎知識
    ハラスメントを招かないための日常の部下コミュニケーション・指導方法を習得
  3. チームビルディング・コミュニケーション・人間関係構築能力を向上させ、
    パワハラのない、風通しのいい職場環境を築くことを目指す

習得できるスキル

  • パワーハラスメントに対する正しい知識を身に付ける
  • パワーハラスメントと指導の違いを知り、マネジメントスキルを身に付ける
  • パワーハラスメントを防止する施策を学ぶ
講師:藤野

パワハラに対する自身の危険度をチェックし、普段の自身の行動を見直します。パワハラがいかに身近な問題であるか一緒に考えてみませんか?

パワハラ研修の対象者

  • 部下や後輩を指導する役割のある管理職やリーダー
  • 新人の教育担当を任されている方
  • 相談窓口を担当される総務労務人事部署の方
  • 自分よりも若い、もしくは社歴の短い人ばかりに囲まれてお仕事している方
  • パワハラについて基本知識から学びたい方など

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パワーハラスメントとは

改正労働施策総合推進法が2019年5月29日に成立し、企業に対してハラスメント対策の強化が義務付けられました。

これまで、男女雇用機会均等法や育児・介護休業法などで定められていたセクシュアルハラスメント、
マタニティハラスメントの対策強化に加え、年々相談件数が増加しているパワーハラスメントへの対策も必須事項となりました。まずは、パワハラとは何かということを再度確認しておきましょう。

厚生労働省は、職場におけるパワハラについて次のように定義しています。

「同じ職場で働くものに対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」

これらの行為は、私たちの職場における日常生活の中ではどういったものがパワハラになるのでしょうか。
「あまりよくわからない」ということから萎縮してしまう人もいるというケースもありますので、具体的に考えてみましょう。

身体的な攻撃を行う

誰にでもわかる「パワハラ」です。パワハラに留まる問題ではありませんが、相手のことを殴打する、足蹴にする、物を投げつけるといった行動は完全にパワハラです。

他にも、タバコの火を相手に近づける、モノに当たって大きな音を出すなどもパワハラとして認定されるケースがあります。

精神的に苦痛を与える

相手の人格を否定するような言動は、パワハラとして認定されます。

長時間かつ厳しい言葉で相手を叱責したり、他の人の前で厳しい叱責を繰り返すことによって精神的な苦痛を感じてしまう人もいますので、注意やアドバイス、指導の仕方は考えるべきでしょう。

孤立させてしまう

一人の労働者を仕事から外して長時間別室に隔離したり、同僚が集団で無視して職場で孤立させてしまうこともパワハラとして考えられます。パワハラは、「上司から部下」に対してのものだけでなく、「部下から上司」「同僚同士」でもあり得ることなのだという認識を持っておいてください。

過大な要求

新入社員や部署異動をしたばかりの人など、知識や経験、スキルが整っていない中で対応することが現実的に難しいと思われるレベルの目標を課し、その目標が達成できなかったことに対して厳しく叱責するというケースが当てはまります。また、業務とは関係ないプライベートな処理を強制的に行わせることも、「断ることができない」状態になることも考えられるため、パワハラとなります。

過小な要求

「過大な要求」の逆パターンです。管理職である労働者を退職に追い込むため、誰でも遂行可能ないわゆる「雑用」ばかりを行わせたり、特定の気に入らない労働者に対して仕事を与えないなどの行為が考えられます。

プライバシーの侵害

特定の労働者を職場内外関わらずに監視したり、私物の写真撮影をするようなケースがみられます。また、労働者の個人情報を本人の了解なしに周囲に暴露してしまうこともパワハラとして認められるため、思いがけなく口から出てしまったことが重大なことになるという意識を持ちましょう。

部下指導と⼦育てには、通ずるところがあると思います。
⼈間関係の基本は、何よりも『愛情』をもって接することです。しかし、それが溺愛や⽢やかしだけになってはいけません。

上司と部下の関係でも、信念もなく部下に迎合する上司は、⼀⾒愛情深いように⾒えますが、結果として部下をダメにしてしまいます。どうあることが相⼿の成⻑や本当の幸せに繋がるのかを本気で考えたとき、ときには厳しく指導することも必要です。信頼関係は⼀⽇でできるものではありません。
どうすれば、風通りの良い職場環境・信頼関係を築くことができるのか考えていきましょう。

今日からできるパワハラ防止とは

パワハラ防止や予防は、一部の社員が意識的に行っても意味がありません。基本的には「自社全体で防ぐべきことだ」という認識を、経営層から新入社員までが共通認識として持っておかなければならないのです。そのため、会社の経営陣(社長など)がしっかり意識を持って社員全員に「防いでいく」という意志を言葉と行動で伝えていく必要があります。

単純に「防ごう!」というだけでなく、その理由や意義・目的も明確に伝えておくと勤続年数や社会人歴が短いスタッフでも理解することができますので、丁寧に説明するようにしましょう。

パワハラ防止研修の企画・実施

何より重要なのは、パワハラ防止の研修を定期的に行うことです。どれだけメッセージを伝えたとしても、より具体的に考えることができる機会がなければあまり効果は期待できません。自社の事例や実情も含めた研修を企画・実行することが、パワハラ防止にとって重要と言えます。

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パワハラ研修は毎年やりましょう

今回は、パワハラ防止研修の目的や意義、「どうして必要なのか」といったところについての解説でした。前述した通り、パワハラを防止するためにはそれぞれが意識を持ち、組織全体として同じ方向性を持って行動していくことが大切です。

研修内容は、年代や立場で変えることも効果的と思われます。社員によっては過去の自分の行動をベースに物事を考えるため、自然とパワハラになってしまうことも珍しくありません。また、自分の感情がコントロールできずパワハラになってしまうこともあるようですが、いずれにしてもとても悲しい結果しか生まないため、防ぐことを第一に考えましょう。

時間をかけて築き上げた信頼関係は、一瞬のパワハラで崩れ去ります。また、その崩れた信頼を取り戻すためには、これまでにかけた倍以上の時間をかけることが必要です。正しい人材教育をするためにも、パワハラ研修は誰もが受けておくべきものと言えます。

弊社では、組織の現状等をお聞きした上で最適な内容を準備からアフターフォローまでしっかりサポートしています。まずはご相談いただき、一緒に良い研修を企画・実施しましょう。

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