管理職研修におすすめの6つのプログラムを紹介！研修で習得できるスキルを徹底解説

管理職研修は「一般社員だった従業員が管理職へと役割を転換する際に必要な知識とスキル」を養う基礎カリキュラムからスタートします。特に一般社員から管理職へと役割を転換する場合、知識やスキルだけでなく、モチベーションやマインドなどの考え方も大切です。

管理職の能力を強化する管理職研修は、企業の成長には欠かせません。企業の成長を促すためにも、管理職研修を上手に取り入れて「管理職のスキルアップ」に注力することは重要です。

この記事では、管理職研修でおすすめの6つのプログラムと、研修で習得できるスキルについて詳しく解説します。

管理職研修のポイントと研修プログラムおすすめ6選

管理職研修において重要なポイントは、以下の6点です。

• 課題を明確化するコミュニケーションスキル
• 事前準備と発信で空間を創るスキル
• 部下育成には正確な目的管理と面談力が必須
• 部下の業務成果は管理職の指示の仕方が重要
• チームビルディングを通して意見や考え発信するディスカッション
• 部下に圧力の掛からない指導方法とパワハラ行為

ここでは、管理職研修のポイントと事例に合わせたガイアシステムのおすすめ研修プログラムをご紹介します。

課題を明確化するコミュニケーションスキル研修

管理職として、組織の中核として業務を担うため、部下や上司との円滑なコミュニケーションスキルは必須です。
コミュニケーションを活用し、部下の能力や社内リソースを把握する能力も必要です。常に部下と積極的にコミュニケーションを図り、業務・人材に関する課題の本質を見極めましょう。

このようなコミュニケーションスキルは、部下に対しての指示出しや、業務内容の指導に活きるだけでなく、クライアントや取引先との交渉でも役立ちます。

また、管理職に必要とされるコミュニケーションスキルは、「課題を明確化すること」も含まれます。
業務における現在の課題点を見える化し、本質を見極め、改善策を決めるスキルです。管理職としての役割や目的をしっかりと理解し、司令塔となれるスキルを学びましょう。

ガイアシステムの『管理職研修』は、リーダーの役割とは？・自己分析・リーダーが実践すべきコミュニケーションスキル等を中心に、受講後からすぐに実践できるカリキュラムをご用意しています。

会議進行・会議ファシリテーションスキル研修

管理職は会議を進行（ファシリテート）する役割も多く担います。
事前準備の段取り・部下への指示、参加対象者に会議の目的・方向性を示すなど、様々なスキルが求められます。

こういったスキル・知識が足りない場合、会議の質低下が懸念されます。ただ時間だけが長い非効率な会議を避け、参加者が主体的になる会議進行スキルを学ぶことは、管理職にとって必須です。

ガイアシステムでは、会議の基本的な流れ（事前準備・目的意識の周知徹底・テーマ設定・発散・収集・活用）を学べる『会議進行ファシリテーション研修』や『会議を成功に導く“事前準備”と“進行テクニック”』を提供しています。

また、会議は「仕事の成果」と「人材育成」の両面において非常に有益な場にできると考えています。
効率的な成果を生み出し、人材育成も見込める会議進行スキルとはなにか？よい会議・悪い会議の事例を挙げながら改善策を学べるカリキュラムです。

会議参加者が一体になる会議進行スキルをワークショップやロールプレイングを通して学べるため、すぐの実践でも活用可能です。

部下の「目標設定」と「進捗管理」研修　ー目標達成するための指導法ー

管理職には、部下に適正な「目標」を設定し、達成するための指導力が求められます。
部下の能力を把握しながら日々変化する環境を考慮し、正確な目標策定を柔軟に捉えるスキルが管理職に求められています。

自分の目標設定・目標達成ではなく、部下の目標を設定し、達成まで導くスキルは非常に高度な能力です。

ガイアシステムでは、目標策定を通じて部下を育成するスキルを身につける『リーダーシップ【目標達成力強化編】部下育成のための「目標策定」と「進捗管理」』を提供しています。

部下目標の作り方、考え方。設定した目標を達成するまでの関わり方など、部下育成のポイントを学べる研修です。

リーダーとして前向きに進み続け、目標管理を運用できる力をつけると同時に、目標管理を通じて部下育成するスキルを身につけます。

部下の本音を引き出す「面談力」研修

面談をする際の基礎知識を学び、種類・手法などを使い分けで面談実施ができるようになる『面談基礎研修 ｜部下面談の種類と手法、基礎スキル向上メソッド』や、

面談で部下から本音を引き出す能力が身につく『【面談力を高める！応用編】面談力向上研修｜
理想のリーダーが実践する“指導”面談と“本音を引き出す”面談』をご用意しています。

面談力向上の基礎知識や実践ロールプレイングを交えたカリキュラムです。面談力を身につけ、効率的に部下の成長をサポートしていきましょう。

ジョブアサイン研修　部下の業務成果は管理職の指示が重要

部下の業務成果は、管理職のジョブアサイン力が大きく影響します。管理職の指示の仕方一つで、部下の業務成果やモチベーションが大きく変わります。

ジョブアサインとは、上司が部下に対して、組織の業績目標を達成するために仕事を割り振ることです。
業務割り振りを行うことが多い管理職にとって、部下の強みや適性に応じた適切な業務を振り分けを行い、部下のモチベーションを高めるジョブアサインスキルは必要不可欠です。

部下の強みや適性に応じた指示は、能力を最大限に発揮させるだけでなく、モチベーションの向上や成長につながります。チームメンバーのモチベーション向上はチーム全体にも良い影響を与え、チーム全体の成果向上にもつながります。

ガイアシステムでは、人材育成を後回しにする悪循環と好循環の違い、”任せる”と”振る”の違いを学べる『リーダーシップ研修シリーズ【ジョブアサインメント前編】』を提供しています。

レゴ®︎シリアスプレイ®︎研修で、チームビルディング

管理職には、チームの信頼関係を築き、強みや適性にあった業務の割り振りを行うチームビルディングスキルが求められます。特に信頼関係の構築にはチームを統括する管理職やリーダーのコミュニケーション能力が必要不可欠になり、戦略や思考を共有できないとチームビルディングは成立しません。

チームメンバーの能力を引き出し、チームとしての成果を最大限伸ばすのであれば、役割分担や意見交換による協調性や発信力が大切になります。

ガイアシステムでは、”レゴ®︎ブロック”を用いて所定のトレーニングを修了し、資格を得たファシリテーターが行うレゴ研修『レゴ®︎シリアスプレイ®︎研修』を提供しています。
レゴ®︎ブロックを用いた研修では、チームメンバーと話し合うコミュニケーションや役割分担でチームの現状や目指すべきゴール・目標などのチームビルディングの基礎を学べます。

身近なおもちゃでもある、レゴ®︎ブロックを使った研修は、チームビルディング研修の中でも、参加ハードルが低い研修です。チームメンバー同士のコミュニケーションを高め、より良いチームビルディングを実現したい方は、ぜひ、取り入れてみてください。

※なお、「レゴ®︎シリアスプレイ®︎」は、所定のトレーニングを修了して資格を得たファシリテーターが必要となるため、誰でも研修のための「レゴ®︎ブロック」を購入すれば出来るという研修ではありません。

パワハラ防止研修　ハラスメントのボーダーラインを学び、指導方法に活かす

部下への指導は、時に圧力がかかってパワハラ行為として部下に苦痛を与えてしまいます。部下に苦痛を与えるつもりがなかったとしても、部下の捉え方次第ではパワハラと感じられてしまい、信頼関係が崩れてしまうこともあります。

また、一人の部下との信頼関係の崩れは、組織全体の雰囲気にも悪影響を及ぼします。しかし、パワハラ行為のボーダーは人それぞれ異なるため、パワハラ行為に該当する行動や指導、話し方を学ぶことが大切です。

ガイアシステムでは、パワハラ行為を明確にし、やってはいけないパワハラのボーダーラインを知識として身に付ける『パワハラ防止研修』を提供しています。

管理職として明確なボーダーラインを知り、部下との適切な距離間で信頼関係を築き上げ、風通しの良い環境を形成しましょう。現代におけるパワハラの現状、パワハラの原因、対処法を過去の事例やケーススタディを通して学べます。

管理職研修は管理職に昇格前に受講するのがおすすめ

管理職研修は、管理職に昇格する前の受講がおすすめです。

管理職になってからスキル不足を感じて研修の受講を検討する場合もありますが、新入社員と管理職の中間に位置する中堅社員に対して行うのが理想的です。
管理職になる可能性が高い社員へ管理職研修を受講させることで、実際に管理職へ昇格した際は即戦力になることが期待できます。

また、実際に管理職に昇格してしまうと、管理職の業務に追われて管理職研修を受ける時間がなくなってしまったり、長年培ったマインドを変えるのが難しくなります。

そのため、企業の将来を見据えて中堅社員に対して管理職研修を導入することをオススメしています。

現役の管理職は、部署のメンバー個々のスキル、長所や短所を把握し、将来的に管理職に向いている人材を前もって見極める目も必要です。

まとめ

管理職研修におすすめな6つのプログラムと、研修で習得できるスキルについて紹介していきました。

管理職研修には、コミュニケーションスキル強化、会議進行スキル強化、目標策定や面談スキル、リーダーシップ強化、チームビルディングスキル習得、パワハラ防止などさまざまな研修が用意されており、目的に合わせて研修プログラムを導入するのがおすすめです。

管理職の知識やスキル不足は、業務を円滑に進められないだけでなく、トラブルの解決にも影響を与えてしまいます。将来企業があるべき姿を見据え、管理職には研修プログラムの受講をさせ、企業の成長や活性化を目指していくのがよいでしょう。

管理職研修の受講を検討している方は、ぜひこの機会にお気軽にお問い合わせください。

企業様ごとに異なる問題点を、事前に丁寧にカウンセリングしてからカリキュラムを作成するオーダーメイドの教育プログラムです。個人個人で異なるスキルや経験などを、受講者の状況をみてカリキュラムを最適化させるため、より高い研修効果を実感いただけると思います。