レジリエンス

レジリエンス=「うまく適応できる能力」を意味する言葉のこと。

 

レジリエンスとは、「回復力」「復元力」「弾力性」と訳される、ストレスなどの外的な刺激に対する柔軟性を表す言葉です。
ストレス社会と言われる現代において、レジリエンスは心身ともに健康を保ち、仕事で成果を出すために必要な要素として注目され続けています。

精神の防御力や抵抗力、回復力を示す概念で、レジリエンスを高めることで精神の安定にも繋がります。

これは精神疾患だけではなく、日常のストレスや落ち込みからの回復にも役立つことから、ストレスが高まる社会情勢の中で注目されている概念です。

レジリエンスを高めるポイントは多種多様ですが、自尊心や適応力、安定した人間関係などが作用します。

より具体的には、自分に対して否定的になるのではなく、悪いところを認めた上で良い所を評価することで自尊心が育まれ、レジリエンスが高まる。と言われています。

さらに、視野を広げて状況を受け入れたり、楽観的に捉えることもストレスを感じにくくさせレジリエンス向上につながります。
反対に、凝り固まった思考や性格はストレスを感じやすく、レジエンスが低下に繋がります。

 

レジリエンス 用語解説

レジリエンス(resilience)は「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。

脆弱性 (vulnerability) の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。

レジリエンス(resilience)は、元々はストレス (stress) とともに物理学の用語であった。 ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め、精神医学では、ボナノ  が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い。 1970年代には貧困や親の精神疾患といった不利な生活環境に置かれた児童に焦点を当てていたが、1980年代から2000年にかけて、成人も含めた精神疾患に対する防衛因子、抵抗力を意味する概念として徐々に注目されはじめた。

具体的に解りやすい例がPTSDである。 1995年のアメリカの論文には、アメリカ人の50% – 60%がなんらかの外傷的体験に曝されるが、その全ての人がPTSDになるわけではなく、PTSDになるのはその8% – 20%であるという。 2006年の論文では、深刻な外傷性のストレスに曝された場合、PTSDを発症するのは14%程度と報告されている。 では、なる人とならない人の差は何か、というのがこのレジリエンスである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

 

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